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イミダゾールジぺプチドは老化や疲労の原因となる活性酸素を抑える「抗酸化成分」で4種類ある活性酸素のうち、もっとも作用の強い塩素系の活性酸素を抑制します。
またイミダゾールジぺプチドは、脳や筋肉など重要な場所へ届き、鶏肉やサケなど普段の食生活でもよく口にされる素材に含まれており、安全性が高いことが分かっています。
その為、食品業界や大学の機関でも、特に注目されている成分です。
その効果は疲労回復や運動パフォーマンスの向上など、様々なシーンで活躍が期待されます。
case 01
集中力と生産力を上げたい
case 02
朝、元気に起きたい
case 03
いつまでもいきいきとしていたい
case 04
パフォーマンスを上げたい
イミダゾールジぺプチドの研究によって私たちの健康にどんな良いことが起こるのか、
東海物産の柳内延也研究員からお話をお聞きしました。
<東海物産 柳内延也研究員>
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人間の老化・疲労の原因は、体内で発生する活性酸素にあると考えられています。私たち生物のカラダには生命を維持するため、活性酸素に対抗する抗酸化物質が備わっており、その抗酸化物質のひとつが「イミダゾールジぺプチド」です。人間が100歳まで生きるこの時代、健康で長生きするために、人間が自らの体内でつくっている抗酸化物質(イミダゾールジぺプチド)の作用を、より有効に利用するための研究を私たちは行っています。
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私がイミダゾールジぺプチドの研究を始めたきっかけは、2001年に農林水産省ニューフードクリエーション技術開発組合の研究課題であった採卵を終えた廃鶏の有効利用の研究からでした。食用に向かない鶏肉を美味しく加工するよりも、私の場合は鶏肉に含まれている機能性成分を有効利用しようと考えました。 鶏肉から抽出されたチキンエキスには、どの動物にも存在しているイミダゾールジぺプチドが豊富に含まれていることが分かりました。一般的に疲労回復に効果があると言われているタウリンと比較してもイミダゾールジぺプチドは2~3倍多く含まれていることから、私は研究対象をイミダゾールジぺプチドに絞ることにしたのです。
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年齢を重ねるということは老化が進むということです。筋肉細胞や神経細胞などは老化に伴いその数をどんどん減らしていきます。病気でなくとも加齢とともに記憶力や運動能力は低下していきます。筋肉は物理的な負荷がかからなければ増えないという性質があるため、年齢を重ねて運動する機会が減っていくと、ますます筋肉は衰えてしまうのです。頑張って運動をしても疲労回復が遅く、次の運動がつらくなり、なかなか継続することができないという悪循環に陥ります。軽い運動ですら高齢の方にとっては大きな負担になってしまいます。ではなぜ「疲れる」のか。実は、疲労を感じさせる物質の正体も、活性酸素なのです。
カラダはエネルギーをつくるときに活性酸素を生産しますが、これだけでなく、炎症反応(カラダに異物が侵入することで起こる生理反応)が起こるときも活性酸素が発生します。人間のカラダの中で何か異常が起きた場合に、その異常を自覚させるために「痛い」「熱が出る」「だるい」という3つの危険信号が出されます。「だるい」は疲れのシグナルで、仕事や過度な運動、睡眠不足の時に出ます。「もう運動や仕事を中止して休息や睡眠を取りなさい」という意味を持っているのです。
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日頃、疲れを感じたら、まずは睡眠不足を解消し、その後疲労回復に努めることで、老化防止・病気防止へと繋がります。さらにイミダゾールジぺプチドの摂取について見直すことも大切です。日本人が食事として摂取しているイミダゾールジぺプチドの量は平均 600 mgと推定されています。
老化予防・病気予防のための推奨量1日 1,000 mg以上に現在足りていない方は、1日400 mgを追加で摂取することをお勧めします。
<イミダゾールジぺプチドが含まれる食材の一日の摂取例>
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イミダゾールジぺプチドを日常の食事からとるためには、豚肉、牛肉、鶏肉、魚などを、日替わりでバランスよく食べていただくのが良いと思います。1日1度、朝昼晩のどこで摂取しても大丈夫です。お肉や魚が苦手な方は、イミダゾールジぺプチドを市販のサプリメントなどで摂取していただいても構いません。理想的にはイミダゾールジぺプチドを美味しく、そして毎日の食事として自然に取り入れることが良いと考えられます。
1970年 東北大学農学部農芸化学科卒業
1970年 森永乳業株式会社中央研究所入社
1990年 医学博士号取得(自治医科大学)
1996年 欣隴生技有限公司(台湾)董事
2001年 東海物産株式会社 特別研究員 現在に至る
2019年 文部科学大臣表彰 科学技術賞 受賞
柳内特別研究員が世話人を務めるイミダゾールジぺプチドの
研究団体ホームページ
A イミダゾールジぺプチドは食品なので、いつ摂取しても問題ありません。また、水溶性なので体内に吸収されやすいです。
A 一番適したメニューは鶏胸肉をじっくり煮込んだ「スープ」です。鶏胸肉を熱水で約30分煮込むことでイミダゾールジぺプチドをスープとして食べられます。
A イミダゾールジぺプチドは、鶏肉や回遊魚に多く含まれる成分で、普段の食生活でもよく口にする食経験が豊富な食品です。
また、各種食品安全性試験も実施されています。
東海物産株式会社は1954年の創業以来、食品産業で使用されるおいしさを引き出す調味料を開発・提供してきました。
健やかな長寿の実現を支える「調味料探究会社」として、イミダゾールジぺプチドをはじめとした健康機能性素材の研究・開発にも取り組んでいます。
普段の食習慣の中で、自然に美味しく、体に良いものを取り入れられるように、長年の経験で培った技術とノウハウを生かし、安全・安心な素材をお客様へお届けしています。
平成30年度 文部科学省大臣表彰 科学技術賞受賞
鶏肉からの高純度イミダゾールジぺプチド食品素材の開発
日々頑張るビジネスマンにとって、疲労は大敵です。朝起きるときに昨日の疲労が残っていると、今日の仕事も全力で取り組めません。現代人の生活は、温度も湿度も明るさも一定の場所に長時間いる機会が多くあります。長時間のデスクワークはその典型で、自律神経の機能が低下してしまいます。
そんな時にイミダゾールジぺプチドを摂取していると疲労の軽減に役立ちます。 習慣的にイミダゾールジぺプチドを摂取して、毎日の仕事に活力をもって取り組めるようにしていきましょう。
みなさんは「疲れていないつもりだったのに、安心したら寝込んでしまった」「とても楽しく活動したのに、翌朝起きるとぐったりと疲れていた」といった経験をしたことはないでしょうか。それは、「体」に疲労が溜まっていても、それを感じる「脳」に多幸感をもたらす脳内ホルモンなどが作用しているからです。そんな時は「疲れている」と感じにくくなってしまいます。
「疲労」は、自律神経の中枢への酸化ストレスが原因だと考えられています。そのため、たとえ普段の生活の中で幸せや達成感を感じていても、疲労は蓄積し続けています。体内で作られた「活性酸素」を取り除くことは、疲労を回復し、心身ともに健康でいるために重要なことだと言われています。イミダゾールジぺプチドは、日本人にとって長い食習慣のある鶏肉や鮭などの回遊魚に多く含まれる成分で、日々安心して摂取できます。
人は約37兆個の細胞からできていて、細胞自身の再生能力によって体が維持されています。
この「細胞が再生する能力」が低下してくると、しみやしわが増えたり、体力がなくなったりといった、いわゆる「老化」が起きるのです。イミダゾールジぺプチドは細胞が再生するのを助け、細胞寿命を伸ばすはたらきをするので、「老化」の予防に役立つと言われています。
「老化」は体に起こるものだけではありません。人間の脳は運動する筋肉と同様にエネルギーをたくさん消費するため、疲労が溜まりやすいと言われています。この疲労が回復せずに蓄積していくと、結果として脳の老化へと繋がり、不調の悪循環を引き起こします。イミダゾールジぺプチドは、活性酸素や異常タンパク質を無毒化し、脳の神経細胞を保護する作用も持っているため※4、脳の老化予防に役立ち、さらに認知症の予防効果も期待されています。イミダゾールジぺプチドを普段の食事の中で取り入れていくことで、いつまでも若々しく健康な生活を実現できるのです。
※4 林ら、食品に関する助成研究調査成果報告書 22:264-269(2004)
イミダゾールジぺプチドは、スポーツを始めてから体に疲労が溜まるまでの時間を長くすると言われています。
さらに、イミダゾールジぺプチドは体の酸化を抑える作用があるため、運動を長時間継続できる(パフォーマンスが向上する)と考えられています。
イミダゾールジぺプチドを摂取していると、試合のときや結果を出したいときにより良いパフォーマンスを発揮できるかもしれません。
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人口の4人に1人以上が 65 歳以上の高齢者※1となった現在の日本。元気で活動的なシニアが多くいる一方、 ある日突然、介護や医療が必要になることも...。
そんな中、近年特に注目されているのが「健康寿命」です。
健康寿命とは、医療や介護に依存しないで、日常生活を制限なく送れる期間のこと。
2016年の日本人の平均寿命は、女性が 87 歳、男性が 81 歳ですが、健康寿命の方は女性が 74 歳、男性が 72 歳と、実際の寿命に対して 10年近くもの開きがあります。
この差を縮めることが健康長寿へつながるのです。
※1 総務省統計局「総人口及び高齢者人口の推移(2000年~2018年)」より
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現在、日本人の 65 歳以上の4人に1人が認知症またはその予備軍にあてはまるそうです。※2
認知症の代表的な要因としては、長年、ストレスなどが挙げられていましたが、近年、糖尿病や 高血圧など、生活習慣病との関係も明らかになってきているようです。
睡眠不足や暴飲暴食などの悪い生活習慣は、脳だけでなく、体にも影響を与えます。日本の3人に1人が慢性的に 疲れを感じているとも言われています。
偏食やストレス、睡眠不足、スマホ依存など、現代人に ありがちな生活習慣は、私たちが思っている以上に、体に悪影響を与えてしまっているのです。
※2 厚生労働省「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」の概要より
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「今日の元気のためにも、将来の健康のためにも、生活習慣を改善したい!」そのために重要なのは、何においても睡眠、運動、食事です。
良質で十分な睡眠は、自律神経のバランスを整え、体だけではなく脳の芯まで休めてくれます。また、適度な運動を習慣化することは、疲労が溜まりにくい体になるだけでなく、認知症予防にも効果的だということがわかっています。
これらに加えて重要なのが日々の食事です。炭水化物・脂質・タンパク質といった体のもとになる三大栄養素はもちろん、ミネラルやビタミンなど、体の調子を整える成分をバランスよく摂ることで、体を活動的で元気な状態に保つことができるのです。
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バランスの良い食事に加えて、体の調子を良い状態に保つために摂っておきたいのが「抗酸化成分」。
体のサビを防ぐ、という言葉を耳にしたことはありませんか?「抗酸化成分」は、活性酸素による細胞ダメージを抑え、老化をコントロールしてくれるだけでなく、疲労を軽減し、回復を早める作用もあります。
「抗酸化成分」とそれを含む食品は、大きく3種類にカテゴリ分けすることができます。